D級コーチ養成講習会(2)メディカル [サッカーチームコーチ]
メディカルは試験に出ないんだけど、人の命にかかわることだからしっかり聞くように言われました。
講師は別の先生をお呼びしていて、NPO法人スポーツセーフティージャパンのアスレティックトレーナーの女性が講師をしてくださいました。
重たい話からいくと、命にかかわる事項として、心臓震盪といって心臓にボールが当たることによって心臓が停止することがある、話をされました。
できるだけ早くAEDを行うことで命を救う、そしてAEDが到着するまでに胸骨圧迫をすると、心臓と脳を助けられる可能性が高い、とのことでした。
普段の練習場所のAEDの設置場所を確かめておこうと思いました。
熱中症の動脈アイシングの位置として、首、わきの下、鼠径部、特に首の動脈が通っているところが冷却効果が高い、とのことです。
成長期のスポーツ障害として、オスグッド病の紹介がありました。
オスグッド病の予防として、ストレッチの重要性をあげていました。膝への過度な負担を軽減するには、腿の前部だけを使うのでなく、腿の後ろからお尻にかけての筋肉をしっかり使うようにして、そのために、腿だけでなく臀部にかけてのストレッチも紹介していました。
『FIFA 11+』という筋トレメニューがあるらしく、これはFIFAが作成したケガの予防のためのウォーム・アップ プログラムなんだそうな。
まだみてないけど、ちゃんと習得して、高学年にはしっかりやらせようと思う。
最後の質疑応答で、先生に質問しました。
「子どものケガもさることながら、うちのチームでは、飛び入りで入った保護者の負傷が時々ある。そのような怪我に対する予防策はあるか?」
という内容です。答えは、
「大人で参加する人は、子ども達の最初のウォーミングアップから参加しましょう。とりあえず、そこからです。」
とのことでした。先生がふと
「大人に言い聞かせるのが一番難しい」
とおっしゃってたのが印象的でした。
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