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D級コーチ養成講習会(4)実技 [サッカーチームコーチ]

実技はテストに出ないけど、私が最も知りたかったところなので、記録しておく。

最初にアイスブレイク、手つなぎボール送りリレーとか、名前を呼んでパス、とか、オープンマインドを促していくレクリエーションをやっていく。

その後ゲーム。
ゲームは、コーチが
「どういう風にやっていく?」
と聞くのだ。ルールをコーチではなく、選手達が自分たちで決めていく。
「スタートはどうする?得点のルールは?得点決めたあとどうやって再開する?」
と、全てルールを自分たちで決めるのだ。コーチはこうしろ、とは言わない。
自分たちで、楽しいと思えるルールを決めていく。ただ、日本人だし、そもそも10倍の難関をくぐり抜けて参加した大人の集団だから、あんまり外れたこと言う人はいないんだけどね。

ゲームの後に、トレーニングに入っていきます。
この時、「○人組つくって!」
と言われるんだけど、私は迷いなく、講習会の中でもっとも上手い人または、指導力がありそうな人を見つけて、組むようにしました。

トレーニング、というのは、ボールリフティング、キック、ドリブル、ヘディング、と次々進んでいくんだけど、どれも私が下手なもの。

私の人生経験の中から、ものごとの上達を目指そうとする時により効果的なのは、とりあえず指導者の中で最も指導力がある人の近くへ行き(手の届く範囲へ行き)、直接指導を受けるのだ。

最初につかまえた方は、中学生の指導をしているNさんという方。
リフティング、キック、ヘディング、色々と教えてもらったが、私のうまくできない原因を分析して、足のどこをどのように使えばいいのか明確に教えてくださった。

ちなみに、今回リフティングトレーニングの際、講習会のコーチが教えてくださった指導。
「リフティング、うまくできない子にどう教えますか?はい、○○さん!」
「足首を固定します」
「そう!足首を固定すればもっとうまくいくかもしれない。だけど、足首を固定するってどういうこと?それはサッカーやったことがある人しか分からない言い方だよね。足首を固定するって、分からない子ども多いよ。分かる言葉で言おうね。子どもには、つま先をピンと伸ばして、靴の中で足の指をキュッと丸めて足をボールに当ててみよう。と言いましょう。子どもに分かる言葉で伝えることが大切です。」
と、子どもの視点を教えられる。

ちなみに、私が最初に組んだNさんは、本当に教え方が上手くて、
(こういう指導者なら私が教わりたいよ)
と思えるような、分析力と、ソフトな物言いをする方でした。見習うところが多かったなぁ。

でも、どうしても短時間でうまくできなかったのは、浮き球のトラップ。私自身、距離感をうまくつかめなかったなぁ。

サッカー競技経験のない私にとって、実技指導は、ありがたいものでした。
(そうか、こうやって教わると分かりやすいな)
(うまい人と一緒でも、こういうハンデ付けをすれば、同じトレーニングを一緒にできるんだな)
と。

ただ、それでも、うまい人と一緒に何かをすると、下手な人(私とかサッカー経験のない女性とか)にあわせてくれていて、実質うまい人はあまり練習できていないので、
”うまい子が少数、うまくない子が多数派のチーム練習"
で、うまい子を飽きさせない集団指導が難しいと思いました。

そして、最後に、コーチの魅力について。
教えてくださったコーチがまぶしすぎて...
カリスマを超えて、スターでしたね。キラキラまぶしかった。
あのコーチはオーラの出し入れが出来るレベルの方で、サッカーを教える時には、まわりの空気を引き込むような感じでした。
もう、かっこよすぎ!!

あぁ、そうか、こうやって、子どものあこがれになれるような姿になると、子ども達も練習が楽しくなるのだな。
そういうコーチになること、(私には無理だ)と思わず、私も何らかの形で目指そうと思いました。

タグ:サッカー


2018-05-18 00:11  nice!(1) 
共通テーマ:スポーツ

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